技術は入社してから磨ける。そして、人を思いやる心はもっと大切にしたい

こんにちは。
ひまわり治療院です。

採用面接をしていると、

こんなことを言われる方がいます。

「訪問マッサージの経験がないのですが、大丈夫でしょうか?」

「学校を卒業してまだ経験が浅いので、技術に自信がありません。」

「今まで訪問ではなく、治療院で働いていました。」

不安になる気持ちは、とてもよく分かります。

私たちは国家資格を持った専門職です。

利用者様の身体に直接触れる仕事ですから、当然、技術は必要です。

だから、

「技術なんて必要ありません。」

とは絶対に言いません。

むしろ、プロである以上、技術は一生磨き続けるものだと思っています。

でも私は30年以上この仕事を続け、たくさんの施術者を見てきて、強く感じていることがあります。

それは、

技術は教えることができる。

でも、その技術を、

「誰かのために使いたい」という気持ちは、もっと大切にしたい。

ということです。

 

最初から上手な人はいません

当たり前ですが、

最初から何でもできる施術者はいません。

学校を卒業したばかりの頃は、

分からないことがたくさんあります。

利用者様との会話。

身体の状態の見方。

施術の組み立て方。

介護職やケアマネジャーさんとの連携。

報告書の書き方。

訪問先でのマナー。

経験しなければ分からないことが、たくさんあります。

だから私は、

最初から完璧であることを求めていません。

分からなければ、

教えてもらえばいい。

できなければ、

練習すればいい。

失敗したら、

振り返って次に生かせばいい。

大切なのは、

「できないからダメ」ではなく、「できるようになりたい」と思えることです。

 

技術は、会社も一緒になって育てる

私は、

「技術は本人が勝手に勉強してください。」

という会社にはしたくありません。

会社にも、

社員を育てる責任があると思っています。

先輩から学ぶ。

外部の先生から学ぶ。

実技研修を受ける。

症例について考える。

分からないことを相談する。

そして、

学んだことを現場で実践する。

その繰り返しで、

施術者は少しずつ成長していきます。

私自身も、

30年以上この仕事に関わっていますが、

まだまだ学ぶことがあります。

医療も介護も、

常に変化しています。

だから、

資格を取った日がゴールではなく、そこからがスタート。

私はそう考えています。

 

では、なぜ「人柄」をそれほど大切にするのか

理由は、とてもシンプルです。

私たちが向き合っているのは、

身体だけではないからです。

その身体の向こうには、

一人の人がいます。

病気になる前には、

どんな生活をしていたのか。

何を楽しみにしていたのか。

今、何に困っているのか。

これから、どうなりたいと思っているのか。

一人ひとり違います。

だから、

「この疾患だから、この施術。」

だけでは足りないと思っています。

目の前の方を見て、

話を聴き、

気持ちを考える。

そこから施術が始まるのだと思います。

 

例えば「歩けるようになりたい」の、その先を見る

利用者様から、

「もう少し歩けるようになりたい。」

と言われたとします。

専門職としては、

筋力や関節可動域、歩行状態などを評価します。

もちろん、それは大切です。

でも私は、

もう一つ聞いてみてほしいと思います。

「歩けるようになったら、何をしたいですか?」

もしかすると、

「自分でトイレに行きたい。」

かもしれません。

「家族と近所を散歩したい。」

かもしれません。

「もう一度、買い物に行きたい。」

かもしれません。

同じ「歩きたい」でも、

その先にある願いは違います。

そこまで知ることができたら、

施術に向き合う気持ちも変わるのではないでしょうか。

私は、

身体だけではなく、その人の人生を見ることのできる施術者

になってほしいと思っています。

 

思いやりは「優しくすること」だけではありません

「思いやり」と聞くと、

優しい言葉をかけることを想像するかもしれません。

もちろん、それも大切です。

でも私は、

思いやりにはもっといろいろな形があると思っています。

時間を守る。

清潔な身だしなみで伺う。

前回の状態を覚えている。

小さな変化に気づく。

必要なことはきちんと報告する。

もっと良い施術ができるよう勉強する。

そして、

時には利用者様のために必要なことを、きちんと伝える。

全部、

相手を大切に思っているからこそできることです。

 

「もっと上手になりたい」の理由

私は社員に、

技術を磨いてほしいと思っています。

でも、

「周りより上手くなりたい。」

だけではなく、

できれば、

「目の前の利用者様に、もっと喜んでもらいたいから上手くなりたい。」

と思ってほしいのです。

「あの方の痛みを、もう少し楽にできないだろうか。」

「もっと安全に歩けるようにするには、何を勉強すればいいだろう。」

「手が動かしづらい方に、何かできることはないだろうか。」

そう考えて勉強する。

そこには、

技術の前に思いやりがあります。

だから私は、

本当の思いやりは、技術を高める原動力にもなる

と思っています。

 

技術が高くなるほど、謙虚でいてほしい

経験を積めば、

できることが増えていきます。

利用者様からも、

「先生、上手ですね。」

と言っていただくことが増えるでしょう。

後輩を教える立場になるかもしれません。

そんな時ほど、

私は謙虚でいてほしいと思っています。

「自分はできる。」

ではなく、

「まだ何かできることはないだろうか。」

と考える。

利用者様に、

「やってあげている。」

ではなく、

「施術をさせていただいている。」

という気持ちを忘れない。

技術が高くなっても、

人への敬意を失わない。

私は、

そんな施術者を育てたいと思っています。

 

「人が好き」は、大きな才能です

求職者の方の中には、

「自分には特別な強みがありません。」

と言う方がいます。

でも、

人と接することが好き。

高齢者の方と話すことが好き。

困っている人を見ると、

何かしてあげたくなる。

誰かから、

「ありがとう。」

と言われると嬉しい。

もし、そんな気持ちを持っているのであれば、

私はそれも立派な才能だと思います。

技術は、

これから磨いていけばいい。

でも、

人に喜んでもらえることを嬉しいと思える気持ち。

これは、

私たちの仕事にとって、とても大きな力になります。

 

採用で見ているのは「今」だけではありません

だから私は、

採用する時に、

今の技術だけで判断したくありません。

経験年数が短くても、

「もっと学びたい。」

と思っている。

技術に自信がなくても、

利用者様を大切にしたいと思っている。

分からないことがあれば、

素直に、

「教えてください。」

と言える。

そんな人なら、

私はこれから大きく成長できると思っています。

会社も、

その成長を一緒に支えたい。

それが、

ひまわりの教育だと思っています。

 

最後に

これから、

ひまわり治療院への応募を考えている方へ。

もし、

「自分はまだ技術に自信がないから……。」

という理由だけで、

応募を迷っているのであれば、

私はこう伝えたいと思います。

今、完璧でなくても大丈夫です。

ただし、

「上手くなりたい。」

という気持ちは持ってきてください。

そして、もう一つ。

それ以上に、

「人を大切にしたい。」

という気持ちを持ってきてください。

目の前の利用者様に、

少しでも楽になってほしい。

少しでも元気になってほしい。

今日、自分が訪問したことで、

少しでも笑顔になってほしい。

その想いがあれば、

技術を学ぶ意味も変わってきます。

私は30年以上この仕事をしてきて、

良い施術者とは、

単に技術の高い人ではないと思うようになりました。

「この人のために、もっと上手くなりたい。」

そう思える人です。

技術と人柄。

どちらか一つではありません。

思いやりがあるから、技術を磨く。
技術があるから、思いやりを形にできる。

この二つが合わさった時、

利用者様から、

「あなたに来てもらえて良かった。」

と思っていただける施術者になるのだと思います。

ひまわり治療院は、

そんな施術者を育てたい。

そして、

そんな想いを持った仲間と一緒に働きたいと思っています。

技術は、一緒に磨きましょう。

分からないことは、一緒に学びましょう。

失敗したら、一緒に考えましょう。

でも、

目の前の人を大切にする心だけは、ずっと忘れずにいてください。

それが、

私たちひまわりが、技術以上に大切にしたいものです。

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