「いつか私がいなくても、『ひまわりらしさ』が残る会社にしたい」

こんにちは。
ひまわり治療院です。

私は30年以上、会社を経営してきました。

振り返ってみると、

本当にいろいろなことがありました。

嬉しかったこと。

悔しかったこと。

うまくいったこと。

失敗したこと。

人との出会い。

そして、別れ。

会社を始めた頃には想像もしていなかったような経験を、たくさんさせていただきました。

そして最近、

これからの会社の未来を考える中で、

よく考えることがあります。

それは、

「自分は、この会社に何を残したいのだろう。」

ということです。

会社を大きくしたい。

売上も伸ばしたい。

社員の給与も上げたい。

休みも増やしたい。

もっと多くの利用者様のお役に立ちたい。

もちろん、それも大切です。

でも、

もっと先のことを考えた時、

私はこう思います。

いつか私がいなくなっても、「ひまわりらしさ」が残る会社にしたい。

 

社長は、いつか必ずいなくなる

当たり前のことですが、

私は永遠に社長を続けることはできません。

今は元気ですし、

まだまだやりたいことがあります。

挑戦したいこともたくさんあります。

でも、

いつかは次の世代へ会社を任せる時が来ます。

その時に、

「社長がいなくなったら、会社が変わってしまったね。」

と言われる会社にはしたくありません。

むしろ、

私がいなくても、

社員同士が自然に、

「それって、ひまわりらしいかな?」

と考えられる。

そんな会社にしたいと思っています。

 

「ひまわりらしさ」って、何だろう

では、

ひまわりらしさとは何でしょう。

立派な建物でしょうか。

会社のロゴでしょうか。

制服でしょうか。

売上でしょうか。

私は、

そうではないと思っています。

私が思う「ひまわりらしさ」は、

もっと目に見えないものです。

利用者様に明るく挨拶する。

困っている仲間がいたら声をかける。

「ありがとう」をきちんと伝える。

失敗した人を責めるだけではなく、

「次はどうしようか。」

と一緒に考える。

新人だからと意見を無視しない。

誰かが成功したら、

一緒に喜ぶ。

陰で文句を言うだけではなく、

どうしたら良くなるかを考える。

そして何より、

人に喜んでもらうことを、自分の喜びにできる。

私は、

こういう一つひとつの行動が、

「ひまわりらしさ」なのだと思っています。

 

理念は、壁に飾るための言葉ではありません

私たちには、

「楽しみながら、元気(未来)を創る」

という理念があります。

私は、

この言葉をとても大切にしています。

でも、

理念というのは、

額に入れて壁に飾っておけば会社に浸透するものではありません。

朝礼で唱えるだけでもありません。

本当の理念とは、

迷った時の判断基準になるものだと思っています。

例えば、

何かを決める時。

「どちらが利用者様を元気にできるだろう。」

「どちらが社員の未来につながるだろう。」

「どちらが仲間を大切にしているだろう。」

「どちらが、ひまわりらしいだろう。」

そうやって、

日々の仕事の中で使われて、

初めて理念は生きてくるのだと思います。

 

私がいなくても、理念で判断できる会社

会社が小さいうちは、

迷ったら、

「社長に聞こう。」

でもいいと思います。

でも、

会社が大きくなれば、

すべてを私が判断することはできません。

そして、

それでは人も育ちません。

だから、

これからは、

「社長ならどうするだろう。」

から、

もう一歩進んでほしい。

「ひまわりだったら、どうするだろう。」

と考えられる会社にしたいのです。

社長個人の考えではなく、

会社として大切にしている価値観で判断する。

それができるようになれば、

私がいなくても、

ひまわりはひまわりであり続けられると思っています。

 

技術だけでは、会社の文化は残らない

私は、

施術者には技術を磨いてほしいと思っています。

国家資格を持つ専門職として、

勉強を続けることは大切です。

でも、

技術だけを次の世代に伝えても、

ひまわりらしさは残りません。

技術と一緒に、

人との向き合い方も伝えてほしい。

利用者様への接し方。

仲間への接し方。

後輩への教え方。

失敗した時の考え方。

仕事への向き合い方。

感謝すること。

謙虚でいること。

人を喜ばせること。

私は、

こういうものこそ、

先輩から後輩へ受け継いでほしいと思っています。

 

新人に何を教えるかで、会社の未来は決まる

新人が入社した時、

仕事のやり方を教えることはもちろん大切です。

でも私は、

「なぜ、ひまわりではこうするのか。」

まで伝えてほしいと思っています。

例えば、

なぜ挨拶を大切にするのか。

なぜ報告を大切にするのか。

なぜ利用者様だけではなく、

ご家族やケアマネジャーさんとの関係も大切にするのか。

なぜ仲間を助けるのか。

なぜ「ありがとう」を大切にするのか。

理由を伝えず、

「会社のルールだからやってください。」

だけでは、

文化は残りません。

「何をするか」だけではなく、「なぜするのか」を伝える。

私は、

これがとても大切だと思っています。

 

文化は、社長の言葉より先輩の背中で伝わる

新人が入社して、

社長から、

「うちは仲間を大切にする会社です。」

と説明されたとします。

でも、

現場に行ったら、

先輩が新人を放っておく。

困っていても助けない。

誰かの悪口を言っている。

失敗したら責める。

それでは、

どんなに立派な理念を掲げても、

新人は理念を信じません。

反対に、

新人が困っていた時、

先輩が自然に、

「大丈夫?」

「分からなかったら聞いてね。」

と声をかける。

失敗した時には、

「じゃあ、次どうしたらいいか一緒に考えよう。」

と言ってくれる。

その瞬間、

新人は、

「ああ、これがひまわりなんだ。」

と感じると思います。

会社の文化は、言葉だけではなく、毎日の行動で伝わっていく。

私は、

そう思っています。

 

「あの先輩にしてもらったから、今度は自分が」

私は、

こんな循環が生まれたら嬉しいと思っています。

新人の時、

先輩に助けてもらった。

だから、

自分が先輩になった時、

新人を助ける。

失敗した時、

責めずに一緒に考えてもらった。

だから、

自分の後輩が失敗した時にも、

同じように接する。

困っていた時、

声をかけてもらった。

だから、

今度は自分が誰かに声をかける。

受けた優しさを、次の人へ渡していく。

これが続けば、

社長がいなくても、

文化は残っていきます。

私は、

そんな会社にしたいのです。

 

会社が大きくなっても、失いたくないもの

私は、

これからひまわりを成長させたいと思っています。

もっと多くの仲間を増やしたい。

もっと多くの利用者様のお役に立ちたい。

新しい事業にも挑戦したい。

売上も伸ばしたい。

社員の給与を上げたい。

休みも増やしたい。

でも、

会社が大きくなる中で、

絶対に失いたくないものがあります。

それが、

人を大切にすること

です。

会社が小さかった頃は、

社員一人ひとりの顔が見えます。

でも、

人数が増えてくると、

どうしても数字や効率だけを見てしまうことがあります。

私は、

会社が10倍になっても、

利用者様を「一人」として見る。

社員を「一人」として見る。

その人の人生があることを忘れない。

そんな会社でいたいと思っています。

 

売上10億円より、大切なこと

私は、

会社の将来の目標として、

大きな数字も掲げています。

会社を成長させることは、

とても大切です。

なぜなら、

会社が成長すれば、

社員の給与を上げられる。

休みを増やせる。

教育へ投資できる。

新しいことに挑戦できる。

そして、

もっと多くの方のお役に立つことができます。

だから、

数字から逃げるつもりはありません。

でも、

数字だけを達成して、

ひまわりらしさがなくなってしまったら、

私は成功だとは思いません。

売上が大きくなった。

社員も増えた。

拠点も増えた。

でも、

挨拶をしない。

仲間を助けない。

ありがとうがない。

人より自分のことばかり考える。

そんな会社になったら、

意味がありません。

会社は大きくしたい。
でも、人への温かさは絶対に小さくしたくない。

私は、

そう思っています。

 

「給与が高くて、休みが多い」だけでも足りない

私は、

社員の給与をもっと高くしたい。

休みももっと増やしたい。

社員満足度の高い会社をつくりたい。

これは本気です。

でも、

それだけでも足りないと思っています。

給与は良い。

休みも多い。

でも、

人間関係が冷たい。

困っていても誰も助けてくれない。

仕事に誇りを持てない。

それでは、

本当に幸せな会社とは言えないと思います。

待遇も良い。

仕事にもやりがいがある。

仲間にも恵まれている。

そして、

「この会社で働けて良かった。」

と思える。

私は、

そこまで目指したいと思っています。

 

未来のリーダーに託したいこと

これから、

ひまわりの中から、

たくさんのリーダーが育ってほしいと思っています。

そして、

その人たちには、

仕事を管理するだけのリーダーではなく、

ひまわりらしさを次の世代へ渡せるリーダー

になってほしい。

数字を見る。

業務を管理する。

指示を出す。

もちろん、

それも必要です。

でも、

もっと大切なのは、

人を育てることです。

後輩に、

「ひまわりでは、こういうことを大切にしているんだよ。」

と伝える。

そして、

自分自身が、

その姿を見せる。

リーダーが変われば、

職場の文化は変わります。

だからこそ、

私はリーダー育成を、

これからもっと大切にしていきたいと思っています。

 

私より「ひまわりらしい人」が育ってほしい

前回、

「社長より会社のことを考えてくれる社員が出てきたら嬉しい。」

という話を書きました。

今回は、

もう一つ加えたいと思います。

私より「ひまわりらしい人」が育ってほしい。

私より人に優しい。

私より仲間を大切にする。

私より感謝を伝えられる。

私より新人を育てるのが上手。

私より利用者様を笑顔にできる。

私より理念を体現している。

そんな社員が、

たくさん育ったら、

社長としてこれ以上嬉しいことはありません。

会社は、

社長を超える人が育った時に、

次のステージへ進むのだと思います。

 

「ひまわりらしさ」は、私のものではありません

そして、

とても大切なことがあります。

ひまわりらしさは、

私一人が決めるものでもないと思っています。

これまで働いてくれた社員。

今働いてくれている社員。

利用者様。

ご家族。

ケアマネジャーさん。

地域の皆様。

たくさんの方との関わりの中で、

少しずつ、

ひまわりという会社ができてきました。

だから、

これから入社する人たちにも、

新しい「ひまわりらしさ」をつくってほしい。

守るだけではありません。

大切なものは残しながら、時代に合わせて進化させる。

それが、

本当の継承だと思っています。

 

いつか、私が会社を訪れた時に

少し先の未来を、

想像することがあります。

いつか私が、

社長を退いた後。

久しぶりに、

ひまわりへ遊びに行く。

すると、

私の知らない若い社員がたくさん働いている。

もちろん、

その人たちは、

私と一緒に働いたことがありません。

でも、

入口で、

「おはようございます!」

と明るく挨拶してくれる。

困っている仲間がいたら、

自然に声をかけている。

利用者様には、

笑顔で丁寧に接している。

誰かが、

「ありがとう。」

と言っている。

新人が失敗したら、

先輩が、

「大丈夫。次どうするか一緒に考えよう。」

と言っている。

そんな光景を見た時、

私はきっと思うと思います。

「ああ、ひまわりだな。」

と。

社長が変わっても。

社員が入れ替わっても。

時代が変わっても。

大切なものが残っている。

それが、

私にとって、

会社をつくってきた一番の証になるのかもしれません。

 

最後に

会社経営を30年以上続けてきて、

最近思うことがあります。

経営者が最後に残せるものは、

何だろう。

会社でしょうか。

売上でしょうか。

建物でしょうか。

お金でしょうか。

もちろん、

それらも大切です。

でも、

私は、

もっと大切なものがあると思っています。

それは、

「人」と「文化」です。

自分が大切にしてきた考え方が、

次の人へ伝わる。

その人が、

また次の人へ伝える。

そして、

自分を知らない世代になっても、

その考え方が生き続けている。

もし、

そんな会社をつくることができたら、

私は経営者として、

とても幸せだと思います。

私たちの理念は、

「楽しみながら、元気(未来)を創る」

です。

未来とは、

私が見る未来だけではありません。

今いる社員が見る未来。

これから入社する人が見る未来。

そして、

まだ出会っていない次の世代が見る未来です。

だから私は、

自分がいる間だけ良い会社をつくるのではなく、

自分がいなくなった後も、良い会社であり続ける仕組みと文化を残したい。

人に喜んでもらうことを、

自分の喜びにできる。

仲間を大切にする。

失敗した人を責めるだけではなく、

次を一緒に考える。

できない理由ではなく、

できる方法を考える。

感謝を忘れない。

謙虚でいる。

挑戦する。

そして、

仕事を楽しむ。

そんな人たちが集まっている会社。

それが、

私の残したい「ひまわり」です。

いつか、

私がいなくなっても、

誰かが誰かに、

こう言っていてほしいと思います。

「それって、ひまわりらしいよね。」

その一言が残っていたら、

きっと大丈夫です。

会社の名前だけではなく、

考え方が残っている。

理念が残っている。

人を大切にする文化が残っている。

そして、

その文化を、

次の世代がさらに良くしてくれている。

そんな未来を想像すると、

私は今から、

少しワクワクします。

「私の会社」から、「私たちの会社」へ。

そしていつか、

「次の世代のひまわり」へ。

それが、

これから私がつくっていきたい未来です。

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有限会社ひまわり

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